行われているところ

家族葬の普及について

焼香

かつては葬儀は故人の自宅やお寺で行われることが一般的でしたが、戦後の高度成長期以降は葬儀会館で行われることが一般的となってきました。会社や地域の人など故人や遺族と所縁のある人々が多数参列して行われることが一般的ですが、近年では身内だけの少人数で行われる家族葬の件数も増加してきています。家族葬儀が増加している理由としては、従来型の葬儀では参列者の対応等に追われて、落ち着いて故人を送る時間がないという遺族からの要望や、高齢化や地域との関係の希薄化が要因であるといわれています。葬儀会社でも事前相談制度を採用している会社が増えてきており、生前に葬儀費用の見積もりを取ったり、自分の希望する葬儀内容を相談できるようになってきています。

自分らしい葬儀について

近年では人生の最期を締めくくる活動のことを意味する終活という言葉も広く社会に知られるようになってきています。終活の一環として、自分の身の回りを整理したり、残される家族へのメッセージ等をまとめておくとともに、葬儀のあり方についても自分の希望する形式を家族に伝える手段として活用する人も増えてきているといわれています。これまでさまざまな葬儀に参列した経験を生かしつつ、一般的な形式にとらわれず、自分らしさを出すことのできる音楽葬や樹木葬などを希望する人も増えてきているといわれています。自分の人生の最期を締めくくる瞬間である葬儀について、残された人たちに自分らしいと感じてもらえる内容としたいと考える人も多いようです。